【超要約】五輪書(宮本武蔵)

書籍解説

こんにちは、ゆーちんです。

読んだ本の内容を忘れない!

そのためにゆーちんが残しているメモを皆さんにも共有します。

ゆーちん
ゆーちん

読んだ本を簡単にまとめてます!
超要約シリーズとして共有します!

The Book in 3 Sentences

  1. 視野を広くもって、本質を見極められる眼力を持たないと兵法の達人にはなれない。一対一の戦いも、万対万の戦いも本質は同じ。眼に映らないことは推理し、微細な変化・動きをも見逃さないこと。
  2. 剣術の真の道とは、敵と戦い、勝つこと。「是が非でも相手を斬り倒す」と強く思いながら太刀を手にしていないといけない。生か死かの二つに一つの結果しかないという極限の覚悟をして剣の道を習い覚え、敵の打つ太刀の強弱を知り、太刀筋を読めるようにし、敵を打ち果たすための鍛錬を積む。
  3. どんな場合でも、人より優れることが基本条件。そのために、いついかなるときでも実戦に役立つという気持ちで稽古し、人間として自分自身を鍛錬する。

Impressions

宮本武蔵という最強の武士が戦いに勝つための心の持ち方を綴った本。

一番印象に残っているのは、「相手を斬り倒す」という強い意志を持って太刀を振るということ。

宮本武蔵は常に生死をかけ、戦っていた。

敗北は死。

必ず相手を斬り殺すと心で強く念じて振る一太刀は、計り知れないぐらい強い。

ましてや、普段から実戦同様の心持ちで稽古に励んでいるとくれば、そうでない人には到底勝てない。

読んでいて思ったのは、剣術というものは、ボクシングに通ずるものがあるということ。

構え、太刀筋、拍子。

井上尚弥チャンピオンも、必ず相手を殴り倒すという心を持って、普段から鍛錬を積み、実戦において、強烈なパンチを繰り出しているのだろう。

How I Discovered it

会社の先輩に貸してもらった本。

会社の中堅エース社員が集う研修において、教材となっていた本のようである(私は参加していない。中堅ではないからと信じている笑)。

きっと、主催側は、本質を見極める力をこの本から学び取って欲しかったのだろう。

会社でも本質という言葉が度々飛び交うけど、本当に本質を突いているのか?と疑問に思う。

本質を見極めるのは簡単ではなく、軽々しく言えるものでもない。

本質について、考えるのはいいことだけどね。

Who Should Read it?

戦いに勝ちたい人。

強くなりたい人。

強い人の心の持ちようを学びたい人。

ビジネスに通ずるところがあり、多くの著名な方々の愛読書になっていたはず。

何かのビジネス雑誌で著名な方々の愛読書を紹介していたが、2~3人ぐらいの方が「五輪書」を上げていた気がする。

How the Book Changed Me

人より優れ、必ず相手に勝つために努力するということを心がける。

仕事においても、上からの指示で納得いかないもの、自分とは考え方が異なるものが多々あるが、相手より実力がなければ、それを覆すことができない。

知力で勝つ。

心の持ちようで勝つ。

全てで勝つ。

勝っていることを誰が見ても客観的な事実で示す。

あとは、視野を広げて本質を見抜くことも意識していかなければならない。

大を見て、小を感じ取る。

部分を見て、全体を把握する。

ミクロの動きをマクロの視点で考える。

My Top 3 Quotes

  1. ただ人を斬り殺そうとするときは、強く斬ろうとは考えず、むろん、弱く斬ろうとも考えないことだ。考えるべくことは、ただ一つ。敵が死ぬように!それだけである。
  2. 外見は弱々しく感じられたとしても、心の奥の信念はあくまでも強く、それでいながらその本心を相手に嗅ぎ取られないようにしなければならない。
  3. 底を抜くということ 形の上では勝ったように見えても、敵はまだ闘争心を失わずにいて、上部の負けたような表情とは裏腹に、胸の奥ではギブアップしていないことがよくある。そうしたケースでは、こちらの気持ちをただちに切り替え、敵の胸の内に残っている戦意を根絶やしにし、敵が心底から敗北したという気持ちになるのを見届けないといけない。

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