【読書術】『読書を仕事につなげる技術』に学ぶ読書法

生活

こんにちは、ゆーちんです!

今回は読書術について、山口周さんによって書かれた一冊『読書を仕事につなげる技術』を参考にしながら解説していきたいと思います。

「読書を仕事につなげる」ということで、主にビジネスマン向けの読書術ということになります。

読書はするんだけど、今ひとつ仕事に生かすことができていない。

なんの本をどのように読めばいいのかがわからない。。

そんな方は、ぜひ本記事をお読みいただければと思います。

成果を出すには2種類の読書

山口周さん曰く、読書を通じてビジネスで成果を出すには2種類の読書が必要とのことです。

①ビジネス書の名著をしっかり読む、いわばビジネスパーソンとしての基礎体力を作るための読書

②リベラルアーツ=教養に関連する本を読む、いわばビジネスパーソンとしての個性を形成するための読書

なぜこの2種類の読書が必要なのでしょうか?

それは、この2つが揃うことで初めて「その人らしい知的成果物」を生み出すことができるようになるからです。

ビジネス書を読むだけでは「知っていて当たり前」の知識を得るだけですので、他者との差別化の源泉とはなりにくい。

一方、教養に関する知識だけを持ち合わせていても、ただの物知りになるだけで、ビジネスにおける知的生産性には繋がりにくい。

私たちは両者を組み合わせることで、自分らしい知的生産性の獲得を目指していく必要があります。

読み方も異なる?

そして、山口周さん曰く、「ビジネス書」と「教養書」とでは、読み方も異なるとのこと。

どう異なるのか?

ビジネス書は、「狭く、深く」読むべきだと言います。

なぜなら、ビジネス書は定番・名著と言われる本の数がそれほどないので、それらの定番・名著を徹底的に読み込めば大概の場合は大丈夫だからです。

一方、教養書は「広く、浅く」読むべきとのこと。

教養書はジャンルが多岐にわたるため、定番・名著の量が圧倒的に多いので、雑多な本を幅広く気の向くままに読みましょうということです。

教養書は特にですが、あとでどんな形で役に立つのか、今現時点ではわからないことも多いでしょう。

でも逆にいつどこで必要となるかわからないので、本に線を引くなどして、あとで参照する仕組みを作り上げておくことが必要です。

「本に線を引く」について、以前こちらの記事で詳しく解説していますので、興味がある方はお読みいただければと思います。

2割だけ読めばいい

本は全部読まなくていい」、なんだかよく聞くけど、実践に移すことができない。

そんな方が多いのではないでしょうか?

わかります。

せっかくお金を使って買った本なのに、全部読まないのはもったいないと考えてしまうんですよね?

私たちに植え付けられた「もったいない精神」は、思っている以上に強力なのかもしれません。

でも山口周さんの経験則から言うと、パレートの法則にも示されるように、一冊の本において本当に重要なことは全体20%ぐらいしかないとのこと。

私たちに求められるのは、「不必要な部分を読み飛ばす勇気」「重要な2割を見極める技術」です。

「不必要な部分を読み飛ばす勇気」については、頑張ってくださいとしか言いようがありません笑。

Kindle Unlimitedなどを活用し、読み飛ばしても後ろめたさを感じない本で慣れるといったアプローチを取ってみるのもいいでしょう。

「重要な2割を見極める技術」については、まずは目次をしっかり読むことが推奨されています。

まずはじめに目次に目を通してみて、面白そうに感じる部分を読むのです。

これはいろんな読書家が自身の読書術のポイントとしてあげている点ですね。

私の大好きなYoutuber中田敦彦さんも、確か同じことを言っていました。

もう一つのテクニックとして、山口周さんが挙げられているのが、各段落の初めの一文を読んでみて、面白くなさそうであれば読み飛ばすというものです。

自身の直感をもとにざーっと斜め読みして、重要そうな点だけ読み込むというスタイルですね。

こんな感じで山口周さんは、年間200〜300冊ほどの本を読まれるとのこと。

すごいですね笑。

10冊以上同時並行読み

さらに驚きなのが、山口周さんは、10冊以上の本を同時並行で読まれるという点です。

衝撃的ですよね。

一冊の本を読み終わらないと、気持ちが悪くて次の本にいけないという人からすれば、なかなか理解できたものではないでしょう。

しかし、山口周さんは言います。

「10冊以上です。10冊というのは最低限のレベルだと考えてください。」

厳しいですね〜笑。

でも、10冊以上読むべきだと言うのには、それなりの理由があるのです。

その理由とは「稼働率が高まるから」です。

稼働率?なんの話や?と思われるかもしれません。

しかし、そんな難しい話ではありません。

要は、ぶらぶらしているだけで何もしていない時間を、生活の中でミニマムにしましょうというお話です。

本を読んでいるときにありがちなのが、「今はこの本を読む気分じゃない。。。」ということです。

そうなってしまうと、せっかく作った暇な時間を読書のために使えません。

でも、10冊以上を同時並行で読んでいる場合はどうでしょう?

気分に合う本を読むことができる確率は格段にあがりますよね笑。

屁理屈だとは思わないでください笑。

私たちに必要なのは、今の気分に合う本を絶え間なく読むことでインプットの量を最大化することなのです。

最後に

いかがだったでしょうか?

なかなか面白い発見があったのではないでしょうか?

今回、参考にさせていただいた山口周さんの『読書を仕事につなげる技術』ですが、実は私も斜め読みで読破させていただきました笑。

本当に2割ぐらいしか読んでいなくて、30分もかからないうちに読み終わったような気がします。

でも、書けるのです。

たった2割読んだだけで、ブログ1記事が書けてしまうのです。

山口周さんの本の場合は全体を通して面白いので、まだまだ紹介し切れていない重要な箇所がたくさんあります。(忖度じゃないですよ笑)

具体的なオススメ本も紹介されていて、非常に面白い一冊ですので、興味がある方はぜひ一度お読みいただければと思います。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました