【要約・解説】鏡の法則(野口嘉則)

書籍解説

こんにちは、ゆーちんです!
この記事が記念すべき、初投稿となります!

このブログでは、人生100年時代をより豊かに生き抜くために、有益な情報を発信していきたいと思っておりますので、どうそよろしくお願いします!

私も人生100年時代真っ只中の若者ですので、皆さまと一緒に日々成長していきます!

今回は、野口嘉則さんが書かれた1冊、『鏡の法則』について、解説していきます。

鏡の法則とは?

まなぶくん
まなぶくん

鏡の法則って何なのでしょうか?

鏡の法則と言いますが、一体どういう法則なのでしょうか?

結論からいきましょう笑。

鏡の法則とは、「私たちの人生の現実は、私たちの心を映し出す鏡である」という法則のことです。

「現実に起こる出来事は1つの結果であり、その原因は我々の心の中にある」と本書では解説されています。

まなぶくん
まなぶくん

んー、よくわからないなー。。

鏡の法則については、具体例があると分かりやすいです。

まなぶくん
まなぶくん

じゃあ、心の中で不満ばかり抱いている人はどうなるの?

鏡の法則によると、心の中で不満を抱いている人は、
その心を映し出すように、ますます不満を言いたくなるような人生になっていきます。

まなぶくん
まなぶくん

では、心の中で感謝することが多い人は?

逆に、心の中で感謝することが多いと、
その心を映し出すように、さらに感謝したくなるような出来事が起きます。

そして、感謝にあふれた人生になっていきます。

これが鏡の法則です。

つまり、「私たちの心の中の状態が現実世界に反映されている」ということです。

人生の現実を見て我が振り直せ

では、私たちは『鏡の法則』について、どう捉えればいいのでしょうか?

その点についても、本書ではしっかり解説されています。

もう一度おさらいですが、鏡の法則によれば、

私たちの人生で起こる出来事は、私たちの心の中の状態が反映されたもの

これは見方を変えれば、次のように言い換えることができます。

私たちは人生で起こった出来事から自分の心の中の状態を知ることができる
ゆーちん
ゆーちん

「人生で起こった出来事」から「心の健康状態」が分かる。

こういうイメージですね。

もし困難な問題が起きたとすれば、それは「自分の心の中を見つめ直す必要があるよ」というメッセージだということです。

鏡の法則に則った考え方のメリット

まなぶくん
まなぶくん

でも、鏡の法則の考えをするメリットは?

鏡の法則に則った考え方のメリットについて、考えていきましょう。

次の2つのメリットがあると思います。

1.原因自分論で考える事ができる

人生で起こる出来事=私たちの心の中の状態が反映されたもの

このように考えるということは「自分に原因があるのでは?」と疑うことに他なりません。

全ての出来事を自分のせいだと考えるのもそれはそれで良くないですが、、

他責ではなく、一歩引いて自省するということは大事です。

その姿勢で相手と接するだけでも相手の受け取り方は変わります。

また、「自省してみると実は自分が問題の原因でした」ということは案外多いのかなと思います。

2.思いがけないところから問題解決のヒントを得られる

鏡の法則に則ると、現実世界で何か問題が起きた時、

  • 最近、自身に似たような出来事がなかっただろうか?

と自分の心の中を振り返る必要があります。

そして、振り返った結果、自身に問題があった場合、

まずは見つけた自身の問題をクリアする必要があります。

そこで得た経験が、今回の問題に対して、何らかのヒントを与えてくれる可能性があります。

これは2つの事なる事象を結びつけるアナロジーの考え方に近いと感じました。

結局は行動

結局は行動しなければ、何も変わらない

これは筆者が本書を通じて、何度も何度も主張している点です。

どんなに鏡の法則に則った考え方をし、自らの心の中を見つめ直しても、

自らを変えるために外部の世界に働きかけなければ、何も変化は起きないのです。

ゆーちん
ゆーちん

当然ですね。

ただ、この行動ステップが1番の難関だったりします。

本書の前半部分は物語形式で進みますが、主人公の行動ステップにおける葛藤、難しさがひしひしと伝わってきます。

  • 実際に行動を起こす勇気
  • 何が何でも問題を解決するという強い意志

これらのことが行動ステップでは重要になってきます。

涙なしには読めない一冊

ここまでほとんど触れてきませんでしたが、

実は本書の前半部分は、「涙なくして読み進めることができない物語」となっております。

ゆーちん
ゆーちん

ちなみに後半部分は物語の解説がメインですね。

知り合いから「この本泣くぜ」と紹介され、「ほんまかー?」と半信半疑で読み進めておりました。

しかしながら、まさかのまさか、読み始めて10分ぐらいでボロボロと涙が溢れてきました。笑

ゆーちん
ゆーちん

実は涙脆いんです。。

物語の主人公は、小学校の同級生にイジメられている息子を持つお母さん。

お母さんは、

  • 同級生にイジメられている息子が心を開いてくれない
  • 全く頼りにならない夫

に苦悩の日々を過ごしておりました。

そんな中、お母さんはある日突然紹介された経営コンサルタントの矢口氏のアドバイスを受けることを決心し、、、。

本当にオススメの一冊なので、続きはぜひ本書を読んでいただきたいです。

感想

本書がミリオンセラーとなった理由は次の二つだと思います。

  1. 前半部分の物語の面白さ
  2. 鏡の法則がもたらすパラダイムシフト

1.前半部分の物語の面白さについては、

感動もさることながら、物語の構成も面白いです。

主人公が抱える「問題」とコンサルの矢口氏から提案される「解決策」。

これらの関連性が感じられず、はじめは全く理解できません。

でも、そのギャップを埋めていくかのように物語が進んでいくので、謎解きをしている気分になり、自然と物語に引き込まれます。

2.鏡の法則がもたらすパラダイムシフトについてですが、

皆さんは、現実で起きた問題に対し、まさか自分の心のありようが原因だと考えてきましたでしょうか?

ゆーちん
ゆーちん

私は残念ながら、ほとんどそう考えてこなかったですね。。

もちろん問題の原因を追求しよう必死にはなります。

でも、その原因の矢印が自分に向くことはほとんどありませんでした。。

ゆーちん
ゆーちん

皆さんはどうでしょうか?

目の前の出来事から自分の心の健康状態を知る。

これまでにない考え方で、目から鱗の一冊でした。

オススメの一冊ですので、是非とも手に取って読んでいただければと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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