【読書術】本に線を引くべきか?

生活

こんにちは、ゆーちんです!

今回は、全人類にとって最大のテーマであろう、

「本に線を引くべきか?」について、取り上げたいと思います。

ゆーちん
ゆーちん

皆さんは読書のとき、本に線を引きますでしょうか?

これは引く人と引かない人で意見が真っ二つに別れると思います。

先日も友達と本テーマで討論となり、30分ぐらい言い争いをしました笑。

そのぐらい面白い「本に線を引くべきか?」というテーマについて、

山口周氏によって書かれた一冊『独学の技法』を参考にしながら、見解を述べていきたいと思います。

まずはじめに結論

本に線を引くべきか否か?

こういった話題は、起承転結に従い、結論を最後まで引っ張る方が盛り上がりそうなものです。

が、本記事ではあくまで結論ファーストでいきます笑。

結論、私は「本には絶対に線を引くべき」だと考えています。

そして、『独学の技法』の著者・山口周さんも、

「本には必ずアンダーラインを引く」と言います。

山口周さんは『独学の技法』という本も書き起こしているぐらい独学を極めておられ、年間300冊ほど本を読まれているとのこと。

「そんな山口周さんがアンダーラインを必ず引くと言っているんだから、有無を言わさず引け!」と言ってしまいたいところですが笑、

それでは納得いただけないと思いますので、じっくり解説していきます。

線を引かない人の主張

まずはじめに、線を引かない人の主張に耳を傾けておきましょう。

線を引かないと人の主張は、ほぼ次の一点に尽きると思います。

「本を汚したくないから」

どうでしょう、あっていますよね?笑

本を汚したくない理由は、おそらく次のようなことでしょう。

  • 本が売れなくなるから
  • 綺麗な本を本棚に並べることに優越感を感じる

実は私も昔はそうでした。

本に線を引くことにかなり抵抗があり、ずっと線を引かずに読書をしていました。

そして、綺麗な本を本棚に並べてニヤニヤと笑。

読んだ内容の大半は覚えていない

ただ、私は一つの重要な事実に気づきました。

「読んだ本の内容の大半は覚えていない」という事実です。

どうでしょう、心あたりありますか笑?

まなぶくん
まなぶくん

あります。。

  • 本を読むタイミング
  • 読書から得られた知識が実用的な価値を生み出すタイミング

通常、上記二つには、大きな時間差があります。

大きな時間差があるとは、要するに忘れてしまうということです。

大事だと思った箇所さえも、1年も経つと大半は忘れてしまっているのではないでしょうか。。

「読んだ内容を忘れることが悪い」と言いたいわけではありません。

むしろ、読んだ内容を全て記憶する不可能だし、記憶する必要なんてないと考えています。

まなぶくん
まなぶくん

じゃあ、どうすればいいの。。?

ゆーちん
ゆーちん

必要な時に立ち戻って参照できる仕組みを作りましょう。

「読んだ内容なんて忘れてしまう」ということを前提に、

必要となったタイミングで該当箇所をすぐに見つけられるようにしておくのです。

素早く参照するための仕組みこそが、線が引かれた本だというわけです。

本はすでにテキストが入ったノート

「本はすでにテキストが入ったノートである」

これは読書家である松岡正剛氏の言葉として、『独学の技法』で紹介されています。

ノートを買ってきて、白紙のままにしている人はほとんどいないと思います。

なぜならばノートを買うというのは、そもそもそこになんらかの書き込みをすることを前提にしているからです。

書き込むことで初めて意味が出てくる。

松岡氏は「本もまたそのようなものである」と指摘しているわけです。

未完成である本に書き込むを行うことで、自分専用のノートに仕上げていく。

そんな感覚で、躊躇せず本に線を引いていきましょう。

どこに線を引くのか?

では、どういう箇所に線を引けばいいのでしょうか?

山口周さん曰く、厳密なルールはなく「ここは大事!」と直感的に感じた部分に線を引けば良いとのことです。

あくまで、「迷ったら線を引く」というスタンスでいきましょう。

私自身も特に決まったルールはなく、気になった箇所に線を引くようにしています。

強いて言うならば、次の二つに線を引くことが多いです。

  • 気になった疑問文
  • 疑問文に対応する答え

大抵の本は、ある事柄に対して問題提起を行い、回答&解説するという流れで進んでいきます。

気になった疑問文にまずは線を引いてしまい、その回答を探す感覚で読み進めるのです。

そして、答えにも線を引く。

結構おすすめなので、試してみてください。

ベストな方法は〇〇!

ここまで読み進め、線を引くことの重要性はご理解いただけたかと思います。

まなぶくん
まなぶくん

それでもやっぱり、本を汚したくない。。

そんなあなたにベストな方法をお教えします。

ずばり、電子書籍です。

電子書籍のメリットは、語り出すとそれだけで一記事書けてしまいそうです笑。

  • 本が汚れない
  • 参照したい箇所を超効率的に探し出せる
  • 引く線の色を変更可能

私は青の一色でしか線を引きませんが、色を分けたい人からすれば、メリットになるのかなと思います。

最後に

いかがだったでしょうか?

色々とつらつら述べましたが、、、

結局、一番大事なのは「何のために本を読んでいるのか?」です。

  • 娯楽なのか?
  • 人に自慢するためになのか?
  • 知識を得るためなのか?
  • 行動を変えるためなのか?

人によって本を読む目的はさまざまだと思いますし、ここでは何を目的とすべきかについて、述べる気はありません。

ただ、本に線を引かないという行為が、自身が本を読む目的と合致しているのか、今一度考えてみるのが良いのではないかと思います。

そんな私は、ほぼ全ての書籍を電子版に切り替えました。

やはり、圧倒的に便利。

今どき、電子書籍リーダーは比較的安価で手に入ると思いますので、是非一度検討してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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