こんにちは、ゆーちんです!
今回は、鈴木祐氏によって書かれた一冊『最高の体調』を参考にしながら、文明病について、考えていきたいと思います。
ん、文明病って、なんぞや?
そんな方にも、わかりやすく説明していければと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください!
あなたが日々感じる不調の原因
最近、身体の不調感じていませんか?
- 朝、目覚めても、なんだか身体が重くて。。
- 会社に行っても、なんだかやる気が起きず。。
- 在宅勤務をしようものなら、もはや寝転んじゃってます。。
私は在宅勤務中に寝転んでなんかいないですよ!。。
たぶん。。
『最高の体調』の著者である鈴木祐氏曰く、これら身体の不調は全て、文明病が原因だと言います。
文明病は、私たちに不調をもたらす諸悪の根源だというのです。
文明病とは?
この恐ろしい文明病、いったい何なのでしょうか?
文明病とは、”人類の進化”と”現代”のミスマッチによって引き起こされる病気のことです。
ん、わかるような、わからないような。。
要は、私たちの身体が、現代に適応していないということです。
というのも、人類は長い歴史で見ると、その大半を狩猟生活で過ごしてきました。
その過程で、私たちの身体は、狩猟生活で生き残っていくために最適な進化を遂げてきました。
ところが現代はどうでしょう?
産業革命以降、急速に近代化が進み、私たちを取り巻く環境は大きく変わっています。
急速に変化する外部環境に、私たちの身体が対応できていない。
言い換えると、狩猟生活に最適化された身体で、現代を生き抜こうとしている。
このミスマッチこそが、文明病であり、不調をもたらす原因だというわけです。
肥満と文明病の関係
文明病について、より詳細のイメージを持つためにも、具体例を見ていきましょう。
一番わかりやすいのが、「肥満」。
狩猟生活をしていた遠い昔の時代、当然、食料を保存する仕組みなど、ありませんでした。
その上、狩りで獲れる食材は、低カロリーのものがほとんど。
食事にありつけない日もざらにありました。
その頃の人類にとって、カロリーは非常に貴重な資源だったのです。
そこで、人類は生存するためにも、進化を遂げます。
自らの脳を、高カロリーな食料を好む脳に作り変えてしまったのです。
ところが、現代の食事環境はどうなっているか?
ファストフード、ドーナツ、アイスクリームなどなど。
私たちの身の回りは、高カロリーフードたちで溢れています。
この両者のミスマッチにより、古代ではあり得なかった「肥満」という現象が現れたのです。
肥満は不調をもたらす
でも、待ってください。
肥満であることと不調であることは、関係ないのでは?
このように思われるかもしれません。
でも、筆者は言います。
肥満は「炎症」の原因になると。
そして、炎症によって、私たちは不調を感じると。
炎症って何でしょうか?
炎症とは、身体から有害な刺激を取り除こうと働く、防御システム。
身体が何らかのダメージを受けたときに起こります。
炎症は、人類が生きていく上で、欠かせない機能なのですが、炎症が起きると我々のパフォーマンスは低下してしまいます。
風邪をひくと、発熱や鼻水の症状が出てしんどいのも、免疫システムが働いているからですね。
でも、肥満と炎症は関係ないのでは?
肥満により体内に内臓脂肪がたまると、私たちの体内は内臓脂肪を燃やそうと、じわじわと燃え続けます。
言い換えると、地味な炎症を起こしているんですね。
肥満が炎症を引き起こし、炎症が不調をもたらすということですね。
はっきりした自覚症状がないけど、何だかだるい。
それが肥満がもたらす、炎症の恐ろしさなんです。
我々はどうすればいいのか?
ここまで「文明病とは?」について、見てきました。
最後に「では、我々はいったいどうすればいいのか?」について、軽く触れ、終わりたいと思います。
どうすればいいのか?
ずばり「環境を遺伝子に沿うように修正する」というのが答えとなります。
要は、私たちの身体が、現代に適応していないのだから、現代の環境を私たちの身体に合うように変えようということです。
原始人のような生活に戻れってこと?
原始人のような生活をしろ、とまでは言いませんが笑。
でも、非常に簡潔にいえば、昔の人のように健康的な食事をして、よく運動して、よく寝よう、と。
そうすれば大体の不調は治りまっせ、と。
そういうことです。(ざっくりまとめすぎて、著者に怒られそうですが笑)
本書『最高の体調』では、肥満以外にも、次のような症状を文明病で説明します。
- 正体のわからない「不安」
- 人間関係の悩み
- ストレス
そして、私の解説とは比にならないぐらい丁寧に解決策を提示してくれます笑。
非常におすすめの一冊です。
少しでも文明病に興味を持たれた方は、ぜひ一度本書『最高の体調』を手に取って、お読みいただければと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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