こんにちは、ゆーちんです。
今回は、久々にビジネス編ということで、私が日々の仕事で感じる点について、述べていこうと思います。
某企業の一社員として働く私の会社にはいろんな人がいます。
- 会議進行がめちゃくちゃ上手い人
- 会議の議事録やメモをきっちり取ることができる人
- プレゼンテーションが上手い人
などなど、皆さんの職場にもおられるのではないでしょうか?
今回は、その中でも非常に頼もしいスキルの持ち主に出くわしましたので、そのことを記事にしたいと思います。
注目しているスキル
私が気になっているスキルは、ずばり「相手を詰めるスキル」です。
- いやいや、相手を詰めるスキルって何ですか?
- いよいよ、パワハラを推奨するようになってしまったんですか!?
そんな声が聞こえてきそうです。。
でも、この相手を詰めるスキル、決してパワハラを助長するような悪いものではありません笑。
むしろ、職場に一人はいて欲しい、頼もしいスキルなのです。
相手を詰めるスキルとは?
この「相手を詰めるスキル」、
私が勝手に命名したスキル名なのですが、一体どのようなスキルなのでしょうか?
一言でいうと、「人が言いにくいと感じる点を相手にズバッと指摘し、回答を引き出すスキル」です。
どういうことか?
例をあげてみていきましょう。
会議でよくあるシーン
例えば、相手先(他部門の人)と会議をしている場面を思い浮かべてください。
会議をしていると、宿題事項が出てくることは良くあるかと思います。
多くの場合、「誰が何をする?」を宿題事項として、設定して終わってしまっているのではないでしょうか?
でも、一つ抜けていますよね?
そうです、「いつまでに?」が抜けています。
みんな頭の中では分かっているのです。
でも言えない。
なぜなら、「いつまでに出来ますか?」という質問が相手にストレスをかけることを分かっているから。
宿題が重いものであればあるほど、「いつまでにできますか?」と相手に詰めるのは億劫です。
詰める人はこうする
ここで活躍するのが、相手を詰めるスキルを持ち合わせている人。
そういう人は、必ずいつまでにできるかを指摘し、相手にコミットさせます。
そして、何よりもその詰め方が上手い。
実際にあったシーンなのですが、詰めるのが上手い人は、まず自部門の同僚を詰めていました。
どういうことか?
まず自部門の同僚に「これって〇〇までに回答もらわないと、期限に間に合わないんですよね?」という質問を投げます。
そして、同僚から「期限は〇〇」ということを引き出し、明確にする。
その後で、相手先(他部門の人)に「〇〇までに対応をお願いしますね。」と伝えるのです。
「いやー、わざとか?笑」「もともと同僚とそういう段取りしていたんじゃないの?笑」と思うぐらい自然な流れでしたね笑。
Yesと明確に言うまで詰める
相手先に「〇〇までに対応をお願いしますね」と確認し、「わかりました」が帰って来れば問題無しです。
相手は明確にコミットしたことになり、期限通りにアクションアイテムを実行してくれることでしょう。
しかし、よくあるのがお願いだけするパターン。
つまり、「〇〇までに対応をお願いしますね」と言うだけ言って、次の話題にいってしまうパターンです。
ここで終わってしまうと、こちらがお願いをしただけで、相手がコミットしたことにはなりません。
詰めるスキルの持ち主は、相手がYesと明確に言うまできっちり詰めます。
「〇〇までに対応をお願いしますね。」に無反応であれば、
再度「〇〇までに対応いただけるということでよろしいでしょうか?」と質問し直すのです。
そして、相手に明確にYesと言わせるのです。言うまでしつこく聞き直します。
最後まできっちり詰め、相手にコミットさせる。
それが「相手を詰めるスキル」の持ち主がやることです。
人から好かれない。。?
「確かにすごいけど、相手を詰めてばかりいたら、人から好かれないんじゃないの?」と思われるかもしれません。
答えはYesです。
え、笑
半分本気で半分冗談ですが笑、確かに相手からすると、期限を詰められるなどすると、少し嫌な気持ちになることもあるかもしれません。
けれど、やはり味方にいると非常に頼もしい存在であり、絶大な信頼を得ることができます。
また結局、詰めるところはしっかり詰めるというスタンスは、長期的には双方にとって、有益なのではないでしょうか?
後からコミットしただの、してないだので、揉めるよりも、あらかじめきっちり詰めておく方がよっぽど良いと思います。
私はこれからどうするのか?
さて、私はこれからどういうスタンスでいくのでしょうか?笑
相手を詰めていくのか、そうでないのか?笑
ずばり、詰めていきます笑。
てか、すでに結構詰めちゃっている方かなとも思っています笑。
アドラー心理学の「課題の分離」を学んで以降、人からどう思われようとあまり気にならなくなりましたね笑。
たとえ、相手に一時的に嫌われようとも、自分のやるべきことはしっかりやる。
人がやりたがらないことを率先してやる。
そんなスタンスで引き続き、仕事を頑張っていきたいと思います。
ちなみにアドラー心理学について、より詳しく学ばれたい方は、一度『嫌われる勇気』をお読みいただくことをおすすめします。
私の1番のおすすの本であり、『嫌われる勇気』の解説記事も本ブログにアップしていますので、興味がある方は、ぜひそちらもお読みください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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