なぜイノベーションは起きないのか?

ビジネス

こんにちは、ゆーちんです!

最近、イノベーションについて、学ぶ機会がありました。

  • イノベータに求められる資質
  • イノベーションを起こすためのプロセス

について、理解を深めることができました。

でも、どうしても次の疑問が頭をよぎって離れません。

ゆーちん
ゆーちん

イノベーションの方法論が確立されているのに、なぜイノベーションは起こらないのだ?

おかしな話です。

イノベーションの方法論が確立されているのであるならば、もっともっと多くのイノベーションが起こっていいはず。

でも、実際には、イノベーションがたくさん起きていると言える状況ではありません。(特に日本は)

ということで、今回は、

「なぜイノベーションが起きないのか?」について、考えていきたいと思います。

なぜイノベーションは起きないのか?

なぜイノベーションの方法論が確立されているのに、イノベーションは起こらないのか?

結論からいきましょう。

私が考える理由は、「イノベーションを起こすことそのものを目的にしているから」です。

逆説的でおもしろいですが、「イノベーションを起こしたいと考えているから起こせない」と言うわけです笑。

まだ、どういうことかわからないと思いますので、順を追って見ていきましょう。

誰もイノベーションを起こしたいとは言っていない

イノベーターとして名を馳せている人たちを思い返してみましょう。

まず思い浮かぶであろう、スティーブ・ジョブス。
彼は「宇宙に一撃を与えたい」という思いがあり、数々のイノベーションを起こしてきました。

Googleの創業者、ラリー・ペイジ。
根底には「なにがなんでも世界を変える!」という思いがあったと言います。

ジェフ・ベゾスも同じです。
アマゾンでも数々のイノベーションを起こしてきましたが、今は「宇宙に行って、世界を救う」と語り、新たな分野でイノベーションを起こそうとしています。

彼らに共通すること。

誰も「イノベーションを起こしたい」とは言っていないという点です。

一方、彼らには「実現したい思い」がありました。

そして、その思いを実現するために取り組む過程で、イノベーションは生まれています。

イノベーションは、実現したい思いを実現するための手段として生まれたのです。

イノベーションを目的にすることの問題点

では、イノベーションを目的にすることの何が問題なのでしょう?

私が考える問題点。

ゆーちん
ゆーちん

それは、ずばり「モチベーションが続かない」こと。

イノベーションは、困難の連続とも言えるプロセスです。

最後までやり切るためには、強力なモチベーションが必要です。

しかしながら、イノベーションを目的にしている人は、「何のためにイノベーションに取り組むか?」が欠けています。

よって、モチベーションが続かず、取組みの過程で挫折してしまい、結果としてイノベーションを起こせないのです。

強力なモチベーションとなり得るもの

強力なモチベーションが必要ということはわかりましたと。

では、何がモチベーションとなり得るのか?

ゆーちん
ゆーちん

それは、先ほどから何度か出てきた「実現したい思い」

つまり、イノベーションの目的が必要なのです。

  • 何のためにイノベーションを起こすのか?
  • イノベーションを起こしてどうしたいのか?

こういった問いに対して、明確に答えることができなければなりません。

この「実現したい思い」こそが、イノベーションの取組みを支える強力なモチベーションとなるのです。

別れる2種類の反応

「実現したい思いが必要だ!」と言うと、大きく2つの反応に分かれるのではないでしょうか?

夢あり男
夢あり男

私の実現したい思い、

それは〇〇だ!

夢なし男
夢なし男

「実現したい思い」なんてない。
どうも、夢なし男です。

つまり、実現したい思いが「ある人」と「ない人」に分かれるだろうと。

「は、何を言ってんだ、当然だ」って感じですね笑。

その思いは本物か?

どうも、夢あり男です!

実現したい思いがある人は、まったく問題ないと思います。

実現したい思いをモチベーションにイノベーションの方法論を愚直に実践していく。

そうすれば、イノベーションを起こせる可能性は十分にあると思います。

でも、その実現したい思いが本物か?

熱量がどれぐらいか?

このように問われれば、はっきりと答えれなければなりません。

夢あり男
夢あり男

本物だ!熱量もMaxだ!

少なくとも心の中では笑。

口で実現したい思いを言うことは簡単かもしれません。

でも、自分の胸に手をあててみて、その思いが本物か、どれぐらい強くその思いを持っているのか、確かめてみましょう。

ここがうわっつらだけの思いのようでは、イノベーションの取り組みは簡単に挫折してしまいます。

実現したい思いがない。。

夢なし男
夢なし男

実現したい思いがないんだよな。。

こういう意見をお持ちの方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

むしろこっちの方が多い?笑

ゆーちん
ゆーちん

大丈夫、私もその一人笑

私も自身の実現したい思いが何なのかがわからないんですよね。

でも残念ながら、そういった人たちは、イノベーションの方法論を議論する以前の問題なのではないでしょうか?

イノベーションに取り組もうにも、何のために取り組むのかが分からないし、モチベーションがない。

私に関しては、そもそもイノベーションを起こしたいのかどうかもわからない。

いや、起こせたらいいなとは思っていますよ笑。

でも、「自分の人生をかけて、イノベーションに取り組む意気込みがあるのか?」と問われれば、答えに窮します。

何のために取り組むのかが明確でないもののために自身のエネルギーを注ぎ続ける気力はありません。

イノベーションの方法論の前に知りたいこと

このように考えていくと、イノベーションの方法論について、議論する前に自身の実現したい思いを明確にする必要があります。

でも、ほとんどの人が実現したい思いを持っていない。

ということは、我々が本当に求めているものは、「実現したい思いを見つけるためにはどうすればいいのか?」という問いに対する答えなのではないでしょうか?

つまり、実現したい思いを見つける方法論を確立することが求められているのではないかと。

夢なし男
夢なし男

ぜひとも、知りたい、、。

しかしながら、ここの方法論については、残念ながらまだ私も明確な答えがありません。

ゆーちん
ゆーちん

私も知りたい、、。

でも、情報収集中ですので、考察した内容を改めて皆さんに共有できればと思います。

ということで今回は終わり。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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