プレゼン資料の作成術①(分析表現編)

ビジネス

こんにちは、ゆーちんです!
このブログでは、人生100年時代をより豊かに生き抜くことを目指す方々にとって、有益な情報を発信しております!

今回は、初のビジネスカテゴリーでの投稿となります!

皆さん、仕事において、プレゼンする機会はどれぐらいありますでしょうか?

私は営業、プロモの仕事を通して、資料を作る機会、プレゼンする機会が度々ございます。

また、普段からプレゼンが上手い人に注目していますし、仕事でもネットでも気に入ったスライドがあれば、メモするようにしています。

ちなみにYoutuberのサラタメさん、中田敦彦さんのプレゼンは本当にわかりやすいです。

いつも参考にさせていただいております。

今回はプレゼン資料作成ということで、次のようなことに悩んでいる方向けに数回にわけて、資料を作る際の考え方やスライドの型の共有をしていきたいと思います。

  • 伝えたいことが上手く伝わる資料が作れない!
  • 資料を作る際に参考となるスライド集のようなものが欲しい!

その中でも、今回は分析表現の考え方について、『イシューからはじめよ』の著者・安宅和人先生にヒントをいただきながら、学んでいきたいと思います。

それでは一緒に見ていきましょう!

分析表現を安宅先生に学ぶ

早速、分析表現について、『イシューからはじめよ』の著者・安宅和人さんから学んでいきましょう。

大前提ですが、資料作成は伝えたいことを伝えるための手段に他なりません

伝えたいことが明確であるという前提で話を進めていければと思います。

さて、分析表現とは、一体何なのでしょうか?

分析表現とは、分析した結果を明確に伝えるために、プレゼン資料にどのように落とし込むか(表現するか)ということです。

普段の仕事においても、「伝えたいことと資料のグラフが合っていない!」「それを伝えたいならもっといい表現方法がある!」なんてこと、よくありませんか?

安宅先生曰く、「分析の本質」と「定量分析の3つの型」を押さえることで、こういった事態は避けることができるといいます。

分析の本質とは?

そもそもですが、分析の本質、つまり、分析するとは一体何なのでしょうか?

こう聞かれると案外答えに困りますよね。。

安宅先生の答えは、「分析とは比較、すなわち比べること」です。

例えばですが、「ジェフ・ベゾスはお金持ちである」という表現を聞いても、ほとんどの人が分析とは思わないと思います。

一方、ジェフ・ベゾスの資産総額と他の人の平均資産総額を比較して見せた場合には、ほとんどの人が分析であると考えると思います。

この差は「比較」の有無です。

比較することは、伝えたいこと(ジェフ・ベゾスはお金持ちである)に論理を与え、言葉に信頼を与えます。

そして、優れた分析は、タテ軸とヨコ軸が伝えたいことの明確な根拠になっていなければなりません

どのような軸で何と何を比較するべきかを考える、これが分析表現を検討する上での第一歩となります。

定量分析の3つの型

先ほど、分析の本質とは、比較であるということをお伝えしました。

そして、安宅先生は、なんと比較には3種類しかないというのです。

  • 比較
  • 構成
  • 変化

皆さんがよく目にされるグラフは比較・構成・変化、もしくはこの3つの組み合わせによって、成り立っています。

詳しく見ていきましょう。

  • 比較

    比較対象において、何らかの共通軸で2つ以上の値を比べるということ。

    非常にシンプルですが、伝えたいことの明確な根拠となる軸を選定することができれば、非常に力強い分析となります。
  • 構成

    全体と部分を比較すること。

    市場シェア・体脂肪率など、全体に対する部分の比較によって、初めて意味をなす概念を表現することに適しています。

「何を全体として考え、何を抽出した議論をするか」という意味合いを考えることが構成における軸の整理となります。

  • 変化

    同じものを時間軸上で比較すること。

    売り上げの推移・体重の推移などは変化による分析の例となります。

    どのタイミングからの変化を比較したいのか、つまり「何と何を比較したいのか」という軸の整理が変化においても重要となってきます。

3つの型の組み合わせ

皆さんは、下記のようなグラフも目にされたことがあるのではないでしょうか?

こういったグラフも実は3つの型を組み合わせた分析表現であることがほとんどです。

この3つの型を理解しておくことは、資料を作成する際に非常に役立ちます。

例えば、〇〇の市場シェアの推移を説明したいから、〇〇というグラフで表現しようと言ったことがわかるようになります。

グラフは、ビジュアルとして直観的に相手に理解いただける、かつ、数字の裏付けがあるという点において、相手に物事を伝える最強の手段の一つです。

ぜひとも、この分析表現の3つの型押さえて、相手にわかりやすく物事を伝えていければいいですね。

最後に

皆さん、資料作成にどれぐらい時間がかかりますか?

私は、これまで結構時間がかかっていて、資料を作るのはあまり好きではありませんでした。。

しかし、今回のようにある程度、『型』を理解し、持っておくことは、資料作成のスピードを高める上でも非常に重要となってきます。

私の言う『型』を持っておくとは、グラフの表現もそうですが、〇〇を伝える際の資料は〇〇のような資料だというストックをたくさんに持っているということです。

そして、資料を作る際には、辞書で調べるような感覚で、ストックから使う型を選び取り、今回説明する内容を流し込んでいけばいいのです。

これから数回に分けて、私が持ち合わせている型なども共有していければと思います。

皆さんが資料を作る際の参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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