こんにちは、ゆーちんです。
前回に引き続き、今回もサウナで「ととのう」ということについて、考えていきたいと思います。
前回の記事では「ととのう」仕組みについて、解説しました。
前回の記事をまだご覧になられていない方は、こちらよりお読みいただければと思います。
そして今回は、前回同様、書籍『医者が教えるサウナの教科書』(著:加藤容崇)を参考にしながら、
- 「ととのう」ためのサウナの入り方
について、一緒に見ていきましょう。
「ととのう」ことの効果
前回も触れましたが「ととのう」とは、ざっくり次のような状態です。
頭の中が超スッキリして、リラックスしていて、気持ちが良い状態
日々の生活や仕事のモヤモヤが晴れていくイメージ
では、「ととのう」ことによって、どのような効果が得られるのか?
筆者〇〇氏は、著書の中で次のような効果を上げています。
- 脳疲労が取れて頭がスッキリする
- 決断力と集中力がアップする
- アイデアやひらめきが舞い降りる
- 感情的にならなくなる
- 睡眠をコントロールできるようになる
- 感覚が敏感になる
- 肩凝り・腰痛・眼精疲労が和らぐ
- 肌がきれいになり、痩せやすい体質になる
めちゃくちゃ効果が多い。。
サウナ最強ですね。。
筆者はこれらの効果を踏まえ、サウナについて次のように述べています。
サウナはすべての健康法の中で最も効率的に、瞬時に、脳と体をととのえることができる
瞑想、ヨガなど色んな健康法があるけど、
短時間で効果が得られるのが「サウナ」だと言うわけですね。
私が、特に実感する効果は、次の2点。
- 脳疲労が取れてスッキリする
- 睡眠をコントロールできるようになる
サウナに行った日は、なんだかよく眠れます。
いいなぁ、私もサウナでととのってみたい!
最も大切な心構え
では、続いて本題、正しいサウナの入り方について、みていきましょう。
「正しい入り方」と言っても、一番大切なのは、次の心構えです。
自分自身が気持ちいいこと
人が気持ちいいと感じる度合いは、人それぞれ異なります。
これから入り方を紹介させていただきますが、
「自分自身にとって気持ちがいい」と言うことを意識してください。
サウナでの無理は禁物です
「サウナ⇨水風呂⇨外気浴」を3セット
さて、「ととのう」という目的に則した時、正しいサウナの入り方は次です。
「サウナ⇨水風呂⇨外気浴」を3セット
前回の記事でも学びましたね。
「ととのう」にあたっては、サウナだけでなく、「水風呂」と「外気浴」がセットでついてきます。
水風呂苦手なんですよね。。
「サウナ⇨水風呂⇨外気浴」を3〜4セット繰り返すのが良いと言われています。
私の場合、3セットが多いですね。
「サウナ」の入り方
まずは、「サウナ」の入り方について。
ポイントは色々ありますが、まずは次の2点を意識しましょう。
- 身体の高低差をなくす
- サウナを出る時間は心拍数を目安にする
身体の高低差をなくす
まず、身体の高低差をなくすについて。
実はサウナは、場所によって温度が大きく異なります。
これは、熱は高いところに集まるので、上に行くほど高温になるからです。
大きな階段状になっているサウナの場合、一段あたり約10度も異なるとのこと。
え、10度も変わるの?
サウナでは全身をムラなく温めることが大切ですので、できるだけ身体の高低差をなくす体勢でいることが推奨されています。
筆者のおすすめは「あぐら」もしくは、「体育座り」。
ぜひ意識してみてください。
サウナを出る時間の目安は心拍数
続いてサウナを出る時間の目安について。
気になります!
「10分ぐらい!」となんとなくでサウナを出る時間を決めている人が多いのではないでしょうか?
あの人が出るまで粘ろう・・・
でも、筆者曰く、サウナを出る時間は心拍数を目安にするのがベストとのこと。
サウナ施設により、身体の温まり方は異なるため、
体内の状態を基準にするのが、最も安全かつ有効だからです。
心拍数がどうなれば出るの?
具体的には、脈拍が平常時の2倍になったら、サウナを出ましょうとのこと。
リラックスした状態の脈拍が60回/分ぐらいの人は、120回/分ぐらいになったらサウナを出るということを意識してみましょう。
「水風呂」の入り方
続いて、水風呂の入り方です。
意識してほしいのは、次の2点。
- 大きく息を吐きながら入る
- 気道がスースーしたら出る
順を追って見ていきます。
息を吐きながら入る
あまり詳しいことは述べませんが、、
結論、息を吐きながら水風呂に入ると心臓への負担が和らぐそうです。
息を吐くと横隔膜は上がる ↓ 横隔膜によって押し出される腹部の血流量が減る ↓ 心臓に戻る血液も減る ↓ 心臓への負担が減る
私も「ブゥぅーーー!!」と息を吐きながら、水風呂には入るようにしています。
気道がスースーしたら出る
出る時の目安は、気道がスースーしだしたら。
確かに、水風呂に入ってしばらくすると、気道がスースーしてきます。
時間にすると、大体1分程度だと言われています。
冷やされた血液が身体を一周するのに、大体1分かかるらしい
あまり長時間ダラダラと入るのは、かえって危険です。
体の深部まで冷えてしまい、水風呂を出る際、くらっとしてしまうことがあるからです。
気をつけましょう。
外気浴のやり方
最後にサウナの神髄、外気浴についてです。
ポイントは次の2点。
- 横になるor椅子に座る
- なるはやで外気浴をスタートする
横になるor椅子に座る
外気浴は「気持ちよさ」を最優先する必要があります。
その場で、最も気持ちいいと感じる体勢を意識しましょう。
横になることができれば、ベストです。
リラックスできますし、血流も足などの末端に流れやすくなり、副交感神経が一層優位になります。
でも、横になれる施設は限られていると思いますので、現実的には難しいかなと思います。
その場合は、できるだけ椅子に座ってリラックスするようにしましょう。
なるはやで外気浴をスタートする
筆者が挙げているもう一つのポイントが、
なるはやで外気浴をスタートする、ということです。
実は、真の「ととのい」タイムは約2分間で終わってしまうとのこと。
水風呂を出た後に体を洗ったり、ウロウロしていると、この貴重な「ととのい」タイムの2分が削られてしまいます。
走って移動するのは論外ですが、、、
水風呂から外気浴をする場所までの動線をあらかじめ決めておくなど、移動をなるべくスムーズにしましょう。
最後に
いかがだったでしょうか?
書籍『医者が教えるサウナの教科書』に沿って、正しいサウナの入り方について、解説してきました。
個人的には、あまりかっちり型通りに入る必要はないと思っています。
型通りに入ろうとすると、逆に色々雑念が頭の中をよぎります。。
筆者も強調している通り、
最大のポイントは、自身が気持ちいいと感じるかどうか、だと思います。
あまり細かいことには拘らず、サウナを気持ちいいものとして、満喫しましょう笑。
まだサウナにチャレンジしたことがない方は、ぜひ挑戦してみてください。
そして、より詳しくサウナについて学ばれたい方は、
ぜひ一度『医者が教えるサウナの教科書』をお読みいただくことをおすすめします。
今回の記事では、かなりポイントを絞って解説させていただきました
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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