プログラミング初心者がChatGPTと出荷トラッキング情報を自動化してみた話

ビジネス

こんにちは、社畜サラリーマンのゆーちんです。

今日はちょっと誇らしげにお話させてください。
それは――「プログラミング初心者の私が、ChatGPTと一緒に出荷業務を自動化した」という話!

しかも、その効果は月100時間→月20時間という大改革。
正直、自分がこんな仕組みを作れるとは思ってませんでした(笑)

Pythonなんて聞いたことはあっても書いたことはない。
そんな私が、ChatGPTと会話しながらコードを書いて、試して、修正して……
今や朝バッチを1回ポチるだけで、Tracking情報の集約・共有が完了するところまで来たんです。

そもそもトラッキング情報ってなに?

まずは前提から軽くご説明。

「トラッキング情報」=出荷された荷物が今どこにあるか?を追跡するためのデータです。

たとえば:

  • 荷物の伝票番号(トラッキング番号)
  • 配送会社名
  • 出荷日・配送予定日
  • 発送元・送り先
  • 現在の配送ステータス(通関中、配送中、配達完了など)

こうした情報が日々、工場があるいくつかの海外拠点から荷物を運ぶ運送会社からメールで送られてきます。
それを営業やオペレーションが集めて、お客様対応や社内確認に使っているんですね。

Before:トラッキング情報がまとまっていない地獄

ただし、問題はここから。

このトラッキング情報、一元管理されていないんです。
メールでバラバラに届く。フォーマットもバラバラ。ZIPで圧縮されてたりもする。

なので、実際の現場ではこんなことが起きていました:

  • 🧑‍💼 営業:「お客様から『荷物の追跡番号教えて』って言われたけど…」
  • 📲 オペに連絡:「これ、どこにあります?」
  • 📩 オペチーム:Outlookを1通ずつ開いて、件名や日付を頼りに該当メールを検索
  • 📂 添付ファイルを開く → ZIPを展開 → Excelを開く → 該当情報を探す
  • 📨 営業に返信 → お客様へ回答

──これ、1件だけならなんとかなります。でも1日10件、20件くるともう限界。

人が探す・開く・コピーするという繰り返し作業に、膨大な時間と労力がかかってました。

その結果:

  • 回答が遅れる
  • ミスや見落としが発生
  • お客様に迷惑をかける
  • 担当者のストレスが激増

実際、社内全体で見れば月100時間以上がトラッキング情報の対応に消えていたという現実……。

自動化の目的

そんな状況を打破すべく、今回の目的は以下の通り:

Tracking情報の取得・集約・共有までを自動化して、時間・ミス・ストレスを激減させる!

それと個人的には、

「プログラミング初心者でも、ChatGPTがいればここまでできるんだぞ」

って証明したかったんですよね(笑)

ChatGPTと作った自動化フロー

今回自動化したプロセスは、ざっくり以下の通り:

  1. 📩 Outlookに届いたTracking関連メールを自動でスキャン
  2. 📎 添付ファイル(ZIP含む)を保存
  3. 📊 海外拠点の運送会社各社のExcelを自動で展開・読み取り
  4. 🗓️ 日付フォーマットの揺らぎを統一(例:「25th July」「2025/07/25」などを「2025-07-25」に)
  5. 🔁 重複チェック(同一データはスキップ、新しい情報は上書き)
  6. 📁 すべて1つの「tracking_master.xlsx」に自動統合
  7. 🖱️ 毎朝.batファイルをポチッとするだけで処理開始!
  8. 📤 完成したファイルを営業・オペレーションがアクセスできる共有フォルダに自動アップロード!

ここまでワンクリックで完了するようになりました。
朝イチでボタンを押すだけで、その日の最新Tracking情報が全部まとまってる。
もう、感動モノです。

ChatGPTとのやり取りはまさに“バイブスコーディング”

ここでちょっと語らせてください。

今回のプロジェクト、何がすごかったって――ChatGPTとのやり取り自体が学習と開発を兼ねてたことなんです。

たとえば、こんな感じ:


👨‍💼 ゆーちん:
「ZIPファイルの中に入ってるExcelファイルを展開して処理したいんだけど…?」

🤖 ChatGPT:
「はい、以下の手順で展開できますよ。展開後のファイル名も取得できます!」(+処理コードと簡単な解説)


👨‍💼 ゆーちん:
「複数のExcelフォーマットがあるけど、どう判定すればいい?」

🤖 ChatGPT:
「まずはヘッダー行の特定列名を見て処理を分岐してみましょう。例として…」


このテンポ感、まさに“バイブスコーディング”

わからない → 聞く → 試す → 修正 → また聞く
完成する → しかも理解も深まる!

ChatGPTと“対話しながら書く”からこそ、初心者の自分でも進められたし、
単なるコピペじゃなくて、「なぜそうなるのか」も理解できるようになったんですよね。

これ、独学だけじゃ絶対に得られなかった学びです。

Before → After のインパクトがすごい

項目Before(手作業)After(自動化)
情報の管理担当者メール依存共有マスターに集約
作業フロー営業→オペ→検索→返信営業が即マスター参照OK
所要時間月100時間以上月20時間程度に短縮!
ミス・抜け漏れ多発ほぼゼロ!
顧客対応スピード数時間〜半日即時回答で満足度UP!
運用負荷属人化・非効率誰でもボタンひとつでOK

まとめ:ChatGPTは“現場の相棒”になる!

この経験を通じて感じたのは、

**「プログラミング初心者でも、ChatGPTがいれば“業務改善の主役”になれる」**ということ。

ChatGPTは、単なる回答マシンじゃない。
**一緒に悩み、一緒に考えてくれる“バーチャル相棒”**なんです。

たった1つの質問から始まったやり取りが、
チームの業務負荷を激減させて、
社内で「これ便利だね!」と喜ばれる仕組みにまで育った。
ほんと、やってよかったです。

以上、ゆーちんの「ChatGPTと一緒に仕事をラクにした話」でした!

「これ、自分でもできそう…?」と思ったら、ぜひ一歩踏み出してみて。
質問1つから、きっと大きな変化が始まりますよ!

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