部下はもっと怒られたい!?職場で求められる本音のフィードバックとは

ビジネス

こんにちは、アメリカに駐在中の社畜サラリーマンゆーちんです!

ところで皆さん、最近、職場で怒られたことはありますか?

ゆーちん
ゆーちん

私はないんですよね

なぜなら、私が優秀であり、全ての仕事を完璧にこなしているから

というわけではなく、、、

たとえ職場でミスを犯したとしても、怒られることは滅多にありません。

でも皆さん、どうでしょうか?

なんだか物足りなく感じませんか!?

もっと怒られたいですよね!?

ゆーちん
ゆーちん

ドMなわけではありませんが笑

今回は、「職場で怒られる機会が減っている」という現象について、

部下の目線で思うことを記事にしていきたいと思います!

怒らない上司

なぜ上司は怒らなくなったのか?

一番の原因は、やはりハラスメント問題が取り沙汰されるようになったからだと思いますね。

ニュースを見ていても、ハラスメントで訴えられたり、懲戒となっているケースをよく見かけます。

ハラスメントに関する研修も増えており、関心が高まっていることを感じます。

ゆーちん
ゆーちん

部課長の方々は、ハラスメントに相当気を遣っているみたいですね、。

一つ、大前提として、

「ハラスメントは絶対にダメ」です。

ハラスメント問題への関心が高まっていることも、研修が増えていることも、歓迎すべき重要なことです。

ただ、結果として、

ハラスメント気にしすぎ問題が起きているように思われます。

ハラスメント気にしすぎ問題

ハラスメント気にしすぎ問題。

簡単にいうと、、、

「これはハラスメントだ!」と訴えられるリスクがあるため、
上司が部下に対して、必要以上に身構えてしまうことです。

上司の方々は「ちゃんと叱った方がいい」と思う場面はきっとあるはず。

でも、「これがハラスメントと取られたらどうしよう」という不安が先立ち、
叱ることを避けてしまうのです。

訴えられるリスクを取るぐらいであれば、怒らない方がいい。

そう思ってしまっているのではないでしょうか?

怒られたい部下

一方、部下の皆さんはどのように思っているのでしょうか?

もちろん、人によって意見が異なると思いますが、
私個人としては、もっと怒られるような機会があってもいいと思ってます。

周りの若手の意見を聞いても、同じように思っている方が多い印象です。

もちろん、理不尽に怒られるのは嫌ですが、
「厳しいフィードバックをもらう」といった意味で、怒られる場面が欲しいです。

なぜなら、その方が自分自身が成長できると思うからです。

怒られることがないと、正直私は「自分に関心がないのかな?」と感じてしまいます。

「好きの反対が嫌いではなく、無関心」と言いますが、
「怒らない=無関心」と感じます。

怒ってこない割には、

  • 裏ではこっそり悪口を言われていたり
  • できないやつだと思われていたり
  • 低い査定・評価をつけられていたり
ゆーちん
ゆーちん

ダメ出しも、指導もしてこないのに、
なんで満点の評価をくれないんですか!?
ダメなところがあるんだったら言ってくださいよ!

裏でグチグチ思われているぐらいであれば、目の前できっちり言って欲しいと思います。

厳しい指導を受け、本当に重要なことに気付き、それが記憶に残り、同じようなミスを犯さないよう行動を変える。

怒られることで、このようなサイクルが回り始めればいいと思っています。

怒ることは難しい

部下の目線では「怒って欲しい」と言うものの、
上司の目線に立ってみると「怒るという行為は簡単ではない」ように思います。

一つは、冒頭お伝えした通り、
ハラスメントとして訴えられるリスクがあるからです。

訴えられるリスクを取るぐらいであれば、波風立てずに大人しくやり過ごす方が簡単です。

もう一つの点は、
怒る側の人に求められる要素を兼ね備えている必要があるからです。

怒る側の人は

  • 相手の立場に立って考える
  • 相手をリスペクトし、相手からもリスペクトされている
  • 相手を怒れるぐらい自分はきっちり仕事をこなしている

と言った様々な要素が求められます。

ゆーちん
ゆーちん

訳のわからない人に理不尽に怒られるのは、
ただのパワハラですから笑

怒る側の人も、怒るという行為に対し、それなりのリスクと責任を負わなければならないのです。

怒られるようにするには?

それでもやはり、個人・組織の成長のためには、怒るという行為が必要だと感じます。

部下の人たちは、意外にも厳しいフィードバックを求めているのです。

では、部下の人たちはもっと怒られるようになるには、一体どうすればいいのでしょうか?

ずばり、次の2点が挙げられると思います。

  1. 上司に怒ってくださいとお願いしてみる
  2. 上司以外の人に怒ってもらう

1. 上司に怒ってくださいとお願いする

「怒ってくださいとお願いする」というのは極端な言い方ですが、
要は「厳しい指導をお願いする」ということです。

私は、先日上司との1on1で厳しい指導をお願いしてみました。

あえて、耳が痛いようなネガティブなフィードバックが欲しいとお願いしたのです。

意外そうな反応をされていましたが、
部下からお願いすることで、上司は率直なフィードバックを伝えやすくなります。

次回以降の1on1でも、引き続き厳しめのフィードバックをいただきたいと思っています。

上司以外の人に怒ってもらう

  • 上司に厳しいフィードバックをお願いしにくい
  • お願いしてもだめだった

こういった人におすすめなのが、
2. 上司以外の人に怒ってもらう、というものです。

要は、上司以外に自分を厳しく指導してくれるメンターを持つということです。

私の場合、上司以外に何名か自分にちゃんとダメ出しをしてくれる人がいます。

  • ちゃんと考えてる?
  • ちゃんと調べた?
  • 何が言いたいか全然わからん

メンターの方々は、これぐらいのことをずけずけ刺してきます。

もちろん、一時的にはしょんぼりすることもありますが、
普段職場で怒られない分、これぐらいの厳しいフィードバックが心地よく感じます。

他人からきつく言われて初めて、客観的に自分を見つめ直すことができるものです。

こういった厳しいフィードバックを下さる方々は貴重な存在です。

大事にしていかなければなりません。

最後に

いかがだったでしょうか?

今の世の中は、怒るという行為がタブーとなっている風潮があるように感じます。

  • 上司の人たちが「今の若者はすぐにハラスメントと訴える、昔は怒られてナンボだった」と文句を言う

一方で、

  • 部下の人たちは「上司が全然指導してくれない、私に無関心」と不満に思う

このようなすれ違いが起きているように思います。

こういったすれ違いは、たいていコミュニケーションで解決できます。

一度、1on1などを設定して、上司に厳しいフィードバックをお願いしてみるのがいいのはないでしょうか?

そして、それでも解決しない場合は、

信頼できるメンターを見つけ、定期的に会話するようにしましょう。

今回は以上です。ありがとうございました。

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